「彫の技術」が行かせる市場とは?伝統芸術の技を日用品雑貨に活かした新製品!
狭山商工会議所 会報誌『WAVE』第39回「キッカケづくり」~Saya-Biz便り~
「堀の技術」が行かせる市場とは?伝統芸術の技を日用品雑貨に活かした新製品!
友田光重氏は、仏師として50年以上仏像彫刻に従事され、これまでに深大寺開山堂の本尊薬師如来などを手掛けてきました。また、現在も所属している仏教美術協会では、20回の仏教美術彫刻展を開催。経営者などの個人客へも仏像の販売をしていました。しかし昨今は後継者や管理する住職のいない寺院が増加し、仏像の需要は減少しています。加えて新型コロナの影響により、デパートでの展示販売会も中止されるなど、仏師としての技術を生かす場がなくなってしまいました。
彫刻という稀有な技術が価値となる市場はどこか?
そこで目を付けたのが数年前からブームが継続している御朱印帳。デザインの多様化に加え、伊勢神宮のヒノキ製の御朱印帳は1万円近い値がつくなど木製の商品も発売されています。
コンセプトは「仏師が彫った御朱印帳」
木製のものは無地かレーザー彫刻加工の柄のものばかり。一方、布製のものには仏像柄のものがあるとわかり、それであれば、と生み出したコンセプトが「仏師が彫った御朱印帳」。何度もデザインを検討し完成しました!素材も会津桐を使用したことで軽く持ち運びやすく仕上がっています。
友田光重様は、「この取り組みを通して、伝統工芸の魅力を少しでも世の中に発信出来れば」は話されています。
2022年8月31日まで、クラウドファンディング「CAMPFIRE」で発売しています。
https://camp-fire.jp/projects/view/565976
Waveの記事が気になる方、コチラからご覧いただけます。
https://www.sayama-cci.or.jp/wave_2022_08_399-2/
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