📝狭山市創業セミナー2025 第4回 セミナーレポート
テーマ:「創業に必要な実務を知る」創業手続・税務申告・労務管理
2025年11月22日(土)、狭山市ビジネスサポートセンター Saya-Biz 主催「狭山市創業セミナー2025」第5回が開催されました。
今回は 創業手続・税務申告・労務管理 といった、創業者が必ず押さえておきたい“実務”に焦点を当てた講義です。
講師は、狭山商工会議所 経営支援課の 岸 憲助 氏。
これから創業する方、開業して間もない方に向けて、押さえておきたい3つのポイントを分かりやすく解説いただきました。

💡 創業者が最初に理解すべき3つの実務ポイント
① 「個人事業」か「法人」か? 最初の選択をどうするか
創業時の大きな悩みである“事業形態”。
多くの創業者はまず 個人事業からスタートするのがおすすめ と解説されました。
| 項目 | 個人事業 | 法人(株式会社) |
|---|---|---|
| 手続き | かんたん・費用0円 | 設立に手間と費用が必要(約20万円〜) |
| 責任 | 無限責任 | 有限責任 |
| 経理 | 年1回の確定申告 | 法人税申告などやや複雑 |
| 変更 | 事業拡大時に法人成り可能 | – |
まずは小さく個人事業で始め、売上が安定してきた段階で法人化を検討する流れがスムーズなのです。
② 税務申告は「青色申告」一択! 最大65万控除も
経理は「税金のため」だけでなく、ご自身の経営管理に欠かせない基本作業。
特に青色申告には大きなメリットがあります。
- 青色申告特別控除:
e-TAXで最大65万円控除 - 必須条件:複式簿記での記帳
- 提出:開業届と一緒に「青色申告承認申請書」を税務署へ
- おすすめ:クラウド会計ソフトの活用(銀行・カード連携で効率化)
③ 従業員を雇う前に必ず知るべき“3つのルール”
創業後発生しやすいのが「雇用」に関するトラブル。
防ぐためには最低限の知識が必要です。
● 労働条件の明示(労働条件通知書が必須)
賃金、労働時間、契約期間などを必ず書面で提示します。
● 最低賃金の遵守
埼玉県の最低賃金は
▶ 令和7年11月から 1,141円/時間に改定
● 労働保険の加入
- 労災保険:従業員を1人でも雇用したら必ず加入
- 雇用保険:31日以上の雇用見込み+週20時間以上で適用
創業直後は特に「知らない」ことがトラブルの原因になりがちです。
早めの準備が安心につながります。
🔍 まとめ
今回のセミナーでは、
創業者がつまずきやすい 開業手続き・税務・労務 の基礎を、実務目線でしっかり学べる内容となりました。
「何から手をつけていいかわからない…」という声が多いテーマですが、
参加者の皆さまからは
「知りたかったことが整理できた」「実務の流れが掴めた」
といったコメントを多数いただきました。
創業セミナーの本講座は今回で終了。
第6回はビジネスモデルキャンバスの発表と完走者特典のプロフィール写真撮影講座の開催です!
参加者の皆さま、最後までよろしくお願いいたします!
